5年化学(高2)

★ONゼミナール5年化学の指導方針★
化学を得点源にしよう。

化学基礎の復習を行なったあと,4単位化学の内容を扱います。物質の状態やエネルギーと反応速度,化学平衡を秋までに学びます。秋以降に無機化学と有機化学を始めていきます。6年生の一学期の中間テスト前に高校化学の全範囲を終えようと考えています。

化学物質の性質を予想できるように「物質を見る目」を鍛えていきます。融点や昇華をするか否か,酸性か塩基性か,酸化剤か還元剤か。沈澱を作るイオンの組み合わせがあるかどうか,熱分解をする性質があるかどうか。そういった反応がなぜ起こるのかをできる限りきちんと説明します。

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・高校生が苦手とする単元でも,図を描いて問題文をきちんと読んでいればシンプルに解けることがわかるでしょう。今はわからなくても,授業をきちんと受けて復習して,習った通りにできるようにしてください。必ずできるようになります。

・無機化学は反応の仕組みをきちんと解説します。意味のない化学反応式の丸暗記を減らします。擬人法が大活躍します。化学反応は一種の「ドラマ」です。また,高校一年生で学んだ化学基礎の復習ができます。この際に見直しておきましょう。

酸と塩基の反応式と酸化還元反応の反応式が書ければかなり有利です。自由自在に化学反応式をかけるようにしましょう。

3学期からは,有機化学を始めます。配点が大きい分野を手堅く得点源にできるように指導。化学で一番点を取りやすいのが有機化学です。異性体をマスターしてしまえばあとはそれほど大変ではありません。まずは脂肪族の反応をしっかり勉強することをお勧めします。「何が起きているのか」をきちんと説明するようにします。ここでも擬人法が大活躍。有機化学は,覚えなければ先に進めませんが,反応の仕組みが分かれば案外知識も頭に入るものかと思います。


演習の時間を設け,生徒一人一人の理解度をチェックします。なお,その際に演習する問題は,生徒の志望校,能力に応じて分けています。やる気さえあればついていけます。

時々確認テストを行い,成績不振者には居残りか後日に追試を行います。合格するまで居残りや追試は続きます。正しい学習方法を身につけてほしいと言う願いで行っています。ただし,高校生なので個別の事情は考慮します。

・いたずらに難しい問題ばかりをやるわけではありません。少々無理をすることは大事ですが,過剰に無理をさせることもありません。

◎指導内容・・・結構多岐にわたります。
・周期表の見方
・原子の結合
・結晶のタイプ分け・非結晶
・物質量,濃度計算
・化学反応式
・酸と塩基
・酸化と還元
・電気化学
・物質の三態
・気体の状態方程式
・物質の溶解
・希薄溶液の性質
・熱化学・・・エントロピーとエンタルピー
・反応速度と化学平衡
・色々な平衡

・無機化学(元素の周期律から化学反応の形式まで)
・有機化学 芳香族の範囲が終われば御の字だと考えています。

推薦問題集・参考書
化学の新研究(三省堂) 批判は多いが,大学初級まで使える力作参考書。
化学の新体系(啓林館) 通常の書店では販売されていない。灘の先生が書かれた本。東大,京大,阪大の入試を意識した内容。最近書店で見かけませんので,絶版になったか?
坂田薫の化学講義[有機化学](文英堂) 解説部分は非常に良質な有機化学の解説。問題が豊富にあり,すべてに著者による解説動画授業が付いているのも高ポイント。
・学校で用いている問題集と資料集 変に難しい問題をやるよりも,リードαなり重要問題集をきちんとやっておいた方が良いことも多いです。それをこなした上で不足しがちなことを塾でやります。


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