1,2年数学

★☆★中1・2年数学 指導方針☆★☆

はじめに

 とにかく六年間の基礎づくりの時期です。

 特に中学一年生の方!


 今のうちに難しいこと「にも」触れておきましょう。高校での数学の勉強をスムーズに始められるように!

 残念ながら今の公立中学校のカリキュラムに沿って勉強していると,
高校に入ってから,中学校の数学と高校の数学の差に大いに苦しむことになります。

 高校に進学して落ちこぼれる生徒が一番多い教科英語と数学。

 特に数学で躓いて,進路変更を余儀なくされるケースが多いです。そうならないように今からじっくり準備をしましょう。

 できるだけ早くから高校の数学をしましょう。ちょっとずつやっていけば何にも大変ではありません。今のうちからコツコツと勉強する習慣をつけましょう。

 計算問題を正確に解けるように練習をします。

 図形の問題を解くセンスを身につけます。

 記述問題で書かなければいけないことを指導します。

 ここを大事にしないと後が大変なので,きちんとやりましょう!!

 学校の授業や部活動と両立できますから,安心してください!!

 ちょっとずつ自分の力より上のことをしましょう。

 昨日の自分に勝てるようにちょっとずつ成長してもらえればいいと思っています。

 数学はこう言う積み重ねの教科だから。



重要:授業共通の重要事項

 各授業でその時にできてほしいことができるまで授業を行います。無理な延長授業はしませんが,後日改めて来てもらうこともあります。「できるまで終わりません」ので,ご了承ください。

 


◎各学年の学習内容◎


・1年生の3月の入学前

 図形問題を扱います。生徒のご要望次第で図形問題を扱うこともあります。
 職人レベルの計算方法も学べます。これは大学受験まで使えるものになります。

 作図問題や面積を求める問題,立体図形の問題を扱います。
中学一年生で扱う図形問題の内容の6〜7割を学びます。


 レベルの高い内容を多く含んでいます。将来の大学入試を見越して作られた教材になっています。

 ※公立中学校の生徒や苦手な生徒にはあまり無理はさせません。各自に適した課題を渡しています。単純な練習を通して基本事項を学んでもらうこともあります。数学を楽しいと思ってもらえるきっかけになればと思います。


 可能な場合は先取りをどんどんしていきます。

 試験前に慌てなくていいように,どんどん先に進んでいきましょう。
苦手な人は食らい付いてきてください。


春休み〜4月に入るくらい

 計算問題を始めます。

 計算問題は,ミスを最小限に抑えるコツを身につけてほしいと思います。ミスをゼロにはできませんが,減らすコツはあります。

 自信を持って丁寧に計算をする
のが,実は一番早かったりします。

 苦手意識を持っている生徒にはシンプルな問題の練習から徐々に難易度を上げていきます。きちんとした計算方法を指導しますので,授業をしっかり受けているうちに成績は上がっていきます。



・中学校の授業開始後

 生徒各自が在籍する公立中学校,私立中学校より早めに進みます。

 生徒一人一人の性格や能力などによりますが,できる子であればどんどん先の内容をやります。

 生徒によっては中学生段階から大学入試の問題に取り組んでもらいます。

 ただし,中学受験当時から算数が得意でない子にも合わせた指導もしています。

 人並みの努力は必要ですが,一定以上の結果は出るように指導しています。

 参考までに塾生の平均順位は高田で平均20位くらいです。鈴鹿ではもっと上の順位まで行きます。


 毎回の授業の中で,きちんとできているかどうかを講師が一人一人をチェックしています。早めにノルマを終えれば,その分早く帰れます。

 なお,生徒ごとのノルマは個別に決めています。各自無理なく力をつけられるようにしています。ただ,今の自分の実力より「やや」上のことをしましょう。

「ちょっと
しんどいな」

と感じることを練習していかないと力はつきません。


 まずは最初の中間テストでいい成績を取れるようにがんばりましょう。このテストが中・高生活の中で大事なテストになります。これで6年間の立ち位置が決まってしまうことが多いので,ぜひいい成績を取り,いいスタートダッシュを切りましょう。




 期末テスト以降に備えて,さらに上を目指すか,中間テストのリベンジを果たすか。各生徒の事情に応じたトレーニングを,時間をかけることを厭わず行なっていきます。

 夏期講習は各自の課題を決めてトレーニングをしましょう。一学期に扱ったプリントをもう一度やることもあります。

 中学1年間で大体各自の位置が決まってきます。超上位層と超下位層は固定されてきます超下位層になってしまうと,今後のリカバリーは困難になります。なんとか中程度の成績以上を維持できるようにしましょう。生徒ごとの塾の教材をこなして,学校の宿題をやれていれば
大丈夫です。




 2年生以降も,生徒の性格と能力によって,先取り指導をしたり,学校の授業をきちんと自分のものにできるように指導します。

 必要に応じ,小学校の内容に戻ることもあります。意外と小学校の算数は難しく,肝心なところが疎かになっていることが多いです。特に公立中学校の方や私立でも苦手な方は気をつけてください。

 できる子もそうでない子も,やる気さえあればなんとかなります。

★大まかな授業進行予定
(順調に進んだ場合・進度が早い場合)

中学一年生
正負の数・式の計算・方程式・不等式・比例と反比例・一次関数・作図・
平面図形 立体図形 合同の証明 いろいろな三角形,四角形 など・・・

早い生徒ならば夏休み終了時点で数学検定4級合格が狙えます。


中学二年生
一次関数 式の展開と因数分解 平方根 二次方程式・二次不等式(一部高校数学の内容を含みます)・相似の証明・相似の利用・線分の長さや面積の比(高校数学の内容含む)・円・三平方の定理 


順調に進めば,中学2年生2学期終了時点で中学校内容の数学は終了します。
数学検定3級合格が狙えます。

ただし,生徒の事情に応じて各自融通を効かせて授業進行します。実際に高校内容を学んでいる生徒もいますし,公立中学校の生徒もいます。

   ☆★☆授業について☆★☆

 あえて学年別に授業をしていませんが,本来は学年別に授業ができた方が効率がいいと考えています。いまのところ複数学年が混ざっていますが,問題がないのでしばらくこのまま様子を見ます。

 何か事情がある場合は曜日を変更しても構いませんが,なるべく中学一年生の方は月曜日の19時に,中学2年生は火曜日の17時にお越しください。その方がスムーズに指導ができます。



★☆★その他 お伝えしておきたいこと★☆★

・難しいとは言っても,無意味な奇問・難問はやりません。基本となる知識をきちんと身に付けてもらいます。その上でしっかり考えれば気持ち良く解ける問題,パッと展望が開けるような問題を解きましょう。

 負けずについてくれば実力は自然とつ
きます。


 どの大学を受ける場合でも戦える力を,6年間かけて養成します。数学はあらゆる学問を学ぶ上で基礎になる教科です。ここで頑張ったことが一生の力になるように頑張りましょう。

 やる気があれば,時間を厭わず指導します。講師も一介の人間なので体力に限界があり,指導する時間帯が限られてはいますが,他の塾様ではできないほど一人一人の勉強に目を配ります。できる子も放置しませんし,できない子はできるまで指導することを心がけています。

 なお,授業は原則として休まないようにしてください。体調不良は仕方がありませんが,授業回数が減る可能性が大きい上に,生徒のあなたが補習のスケジュールを組むのが大変になりますので,日頃から体調・スケジュール管理には気をつけましょう。

2年生までは「予習型」で問題演習が主個別指導的な授業を行います。得意な子はどんどん難しい問題にチャレンジして,苦手な子は各自の目標に届くように練習を繰り返します。

 ひとりひとり課題ができているかチェックします。その日の学習事項が終われば授業は終わりです。

学校の宿題クリアを最優先としています。自分で宿題ができない人は塾に宿題を持ってきてください。早めにやってしまいましょう。試験前に慌てなくて済むように!

 授業終了時に次回の授業範囲をお話ししますので,できれば
予習をして授業に臨んでください。忙しい学校生活で最短時間で成果を上げるには,時間の使い方がうまくなることが大事です。


3年生以降に,本格的な勉強に入っていくにあたって積んでおくべき基本訓練の時期です。この時期は生活習慣をきちんとすることや,社会のマナーを身に付けることが重要です。

 部活や学校の行事をしっかりしつつ,勉強できるようになることが大事です。どちらか一方では中途半端になりますよ!付け加えますと,体力がないと勉強はできません。


・部活でも勉強でも,何かのめり込めるものを見つけましょう。いつもやっていることに集中できるようになりましょう。定義や公式などがきちんと身についている状態で問題にのめりこめれば,自然と実力はつきます。

・定期テスト前にはテスト対策を行います。各自に目標点を設定し,目標点が取れる見込みが立つまで物理的(時間・体力)に可能な限り補習を行います。


 繰り返しになりますが,体調不良で塾を休むことがないように,なるべく気をつけてほしいと思います。一回でかなり進んでしまいますので,一回分の遅れを取り戻すことが大変かもしれません。


推薦参考書・問題集 
チャート式(数研出版)…学校で使用する参考書です。わからないことがある時には辞書がわりになります。

高校への数学(東京出版)…学校の教材などでいっぱいいっぱいだと思うのですが,それに飽き足らない人に。

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